坂田家を保存する会

坂田家を保存する会 新潟県五泉市土堀にある一般社団法人国登録文化財坂田家を保存する会。

この時期、坂田家にある山椒の実を採らせていただいています。 ピリリと辛い山椒は、料理の香辛料として最高です。料理も一ランク上がります。 ただし、梅雨の時期が採る時期なのです。梅雨頃が香りと大きさも丁度よく、夏に入ると木のトゲが出てきた採取は...
13/06/2023

この時期、坂田家にある山椒の実を採らせていただいています。
 ピリリと辛い山椒は、料理の香辛料として最高です。料理も一ランク上がります。
 ただし、梅雨の時期が採る時期なのです。梅雨頃が香りと大きさも丁度よく、夏に入ると木のトゲが出てきた採取はできなくなります。
 知り合いと採取いたしました。いっぺんには使えないので、小枝を取って洗い、冷凍して置きます。カレー、チャーハン、何にでも合います。山椒の佃煮、山椒のシラス煮、山椒ニシンなど郷土食としてレシピが残っています。
 坂田家には大きな木が5本もあり、楽しんでいます。昔の人の知恵はすごいですね。

何ともない長さ30㎝ほどの木札が見つかった。あった場所さえ定かでない。 何となく事務所へ持ってきたものである。このたび、書かれていた文字を見て驚いた。写真は暗くてよく見えないが、縦の木札の表は「御用 柏崎役職(所)」、裏は丸の中に桑名藩?の...
03/06/2023

何ともない長さ30㎝ほどの木札が見つかった。あった場所さえ定かでない。
 何となく事務所へ持ってきたものである。このたび、書かれていた文字を見て驚いた。写真は暗くてよく見えないが、縦の木札の表は「御用 柏崎役職(所)」、裏は丸の中に桑名藩?の「桑」の記号があり、下段に「蒲原郡土堀村」と書かれていた。
 もう一つの将棋型した木札は、表は「御役所」、裏は丸に「正」とあった。何かの鑑札だったのか?
 でも、この木札の意味するところは土堀村坂田家が桑名藩の柏崎役所(陣屋)の御用を務める所である、との表札であった。
 桑名藩が土堀を支配していたのは、沼津藩(1830~1868)より前である。この時代、五泉支配は色々変わったが、白河藩支配が終り桑名藩支配となったのが文政6(1823)年である。
 だから木札は桑名藩柏崎役所から直接配られたものでないが、約200年前頃の坂田家に掲げられていた鑑札でないかと思われる。
 この木札自体、重要な遺物というほどのものでない。でも歴史の証拠となるような物証がでてきたという点で、こんな小さな木札から分かったのが驚きであった。

【坂田家・屏風展の結果報告】 4月29日(土・祝)屏風展が開かれました。お陰様で、天候にも恵まれ、思った以上の方々がお出でなりました。 やはり岡村鉄琴先生の知名度は高く、講演会には学生さんたちを含め150名ほどの方が来てくれました。講演会に...
04/05/2023

【坂田家・屏風展の結果報告】
 4月29日(土・祝)屏風展が開かれました。お陰様で、天候にも恵まれ、思った以上の方々がお出でなりました。
 やはり岡村鉄琴先生の知名度は高く、講演会には学生さんたちを含め150名ほどの方が来てくれました。講演会に出席された方々には、狭い空間で大変ご迷惑をおかけしました。
 また、忙しいところ田辺五泉市長からご挨拶をいただきました。
 岡村先生からは、レジメにそって屏風の特徴、書画の丁寧な解説があり、地域の郷土資料としてこのような屏風を残していくことが大切である、とお話がありました。皆様は窮屈な会場にもかかわらず、熱心に耳を傾けておりました。
 会場の外ではコーヒー店の出店や昔の道具販売なとのテントを設置致しました。参加者は新緑の坂田家の大ケヤキを見学されて満足して帰られたようです。
 様々な至らない点もあったと思いますが、ご参加ありがとうございました。

【坂田家屏風展の見所 その9】 連休が始まり、天候もよくあちこに人出があったようです。 坂田家の屏風展も一日目が始まりました。朝8時過ぎに到着。駐車場や坂田家入り口に看板を設置。 それから毎年「この人ただ者でない」プロ職人さんが、自宅の花(...
28/04/2023

【坂田家屏風展の見所 その9】
 連休が始まり、天候もよくあちこに人出があったようです。
 坂田家の屏風展も一日目が始まりました。朝8時過ぎに到着。駐車場や坂田家入り口に看板を設置。
 それから毎年「この人ただ者でない」プロ職人さんが、自宅の花(牡丹・百合)を持ってきていただき、大きな持ち込み花瓶に見学者お迎えの花を飾ってくださいました。
 毎年ボランティアで手伝ってもらっていて、頭が下がります。これで坂田家の一般公開が華やぎます。本当に感謝、感謝です。
 それからテントを建てて、販売の漆器やきめこみ人形を並べている内に、チラホラ見学者がお出でになりました。
 見ているだけでは、分からない方も多いので明日の講師岡村鉄琴先生の前座として私も説明させていただきました。
 岡村先生の講座を受講している新大の学生さん達も来たので見よう見まねでガイドをさせていだきました。
 また、長年の友人である新発田市の前衛音楽家が自作の楽器を持ってきてくれたので、大ケヤキの下でカリンバを奏でたり、楽しい一日となりました。
 明日は、本番ですのでさらに大変な一日となりそうです。とりあえず、これで坂田家見所レポートは終りです。ありがとうございました。

【坂田家屏風展の見所 その8】 蔵のサクラも終り、散ってきました。 いよいよ4月28日からの坂田家一般公開が迫ってきました。 今日は新潟日報社から「坂田家屏風展」について報道された事もあり、問合せが多くありました。ありがとうございました。た...
26/04/2023

【坂田家屏風展の見所 その8】
 蔵のサクラも終り、散ってきました。
 いよいよ4月28日からの坂田家一般公開が迫ってきました。
 今日は新潟日報社から「坂田家屏風展」について報道された事もあり、問合せが多くありました。ありがとうございました。ただ、天候が下り坂のようで残念です。
 作業は、屏風の下に「白布」を敷いて屏風が引き立つようにしました。そして奥座敷の空であった新しいショーケースに茶器を入れて、キャプションを添える作業でした。
 あと、2日です。ふぅーとため息つきながら作業しています。

【坂田家屏風展の見所 その7】 昨日24日、毎日新聞の新潟版に「坂田家の屏風展」の記事が掲載されました。 いや~、こんなに紙面に大きく載せていただくとは思いもよりませんでした。期待に応えるため、今日は玄関入り口の拭き掃除を丁寧にさせていただ...
25/04/2023

【坂田家屏風展の見所 その7】
 昨日24日、毎日新聞の新潟版に「坂田家の屏風展」の記事が掲載されました。
 いや~、こんなに紙面に大きく載せていただくとは思いもよりませんでした。期待に応えるため、今日は玄関入り口の拭き掃除を丁寧にさせていただきました。
 毎日新聞さん、ありがとうございました~。

【坂田家屏風展の見所 その6】 いよいよ、坂田家一般公開と屏風展は今週の4月28日から始まります。展示準備や見所をFBで公開しています。 今週が公開となったので、24日(月曜日)は、あわてて掃除を始めました。 煤おとし、掃除機かけ、畳のカラ...
25/04/2023

【坂田家屏風展の見所 その6】
 いよいよ、坂田家一般公開と屏風展は今週の4月28日から始まります。展示準備や見所をFBで公開しています。
 今週が公開となったので、24日(月曜日)は、あわてて掃除を始めました。
 煤おとし、掃除機かけ、畳のカラ拭きと普段できない事を助っ人から来ていただき始めました。皆さんを迎えるための大事な準備です。
 見所の一つは、坂口五峰(仁一郎/坂口安吾の父/衆議員議員/写真の扇面)などの「貼り混ぜ屏風」があります。
 屏風の半分くらいの20点ほどの書画は分かったのですが、あと半分は分かりませんでした。幕末から明治にかけての著名な人の書画ですが、どういう人なのか分かるだけでも楽しいものです。
 坂口五峰・小野湖山・奥原晴湖・大江廣海・富取方齋・村山半牧・前田黙鳳・帰山雲崖・井内竹仙・村田香谷・谷文晁・椿椿山
和泉圓・巻悟石・鈴木其一・中西耕石・渡辺小華・吉田香竹・篠崎小竹等です。
 さて、何名の方を知っているでしょうか。貴方の家にも、これらの方の書画が残っているかもしれません。

【坂田家屏風展の見所 その5】 坂田家一般公開と屏風展は来週の4月28日から30日に開かれます。その見所や作業をFBで公開しています。 見所の一つにはNO8とNO9の屏風7「六曲一双」の珍しい屏風です。2つ合わせて短冊が右隻172枚/左隻1...
22/04/2023

【坂田家屏風展の見所 その5】
 坂田家一般公開と屏風展は来週の4月28日から30日に開かれます。その見所や作業をFBで公開しています。
 見所の一つにはNO8とNO9の屏風7「六曲一双」の珍しい屏風です。2つ合わせて短冊が右隻172枚/左隻137枚の計309枚が貼り付けられています。
 凄いです。圧倒されます。
 屏風一面に短冊が172枚が張り付けてあります。何で、こんな屏風を作ったのでしょうか。
 その謂われは、右隻一曲目書かれていました。
 15代坂田家常三郎(代々常右衛門と名乗る)が「我父五兵衛安政三丙辰ひのえのたつ行年八十八至御領主水野從出羽守様奉諸品拝領母文久二壬戌みずのえいぬ行年九十有至同従御太守様奉御扶持米頂…」と書かれています。
 つまり、土堀村を支配していた静岡の沼津藩藩主から長寿のご褒美をいただき、その事を知った四方の諸子から父母の長寿のお祝いの祝書をいただいたのす。それを謹しく屏風にしたものであると理由と書かれています。
 何と素晴らしい親孝行な事でしょうか。それが、文久2年(1861)から360年経って、また皆様にご披露されます。
 そして短冊の貼り付けというデザイン性も「粋/いき」なものです。
 ぜひ、見ていただきたい屏風ですね。

【坂田家屏風展の見所 その4】 4月28日から始まる坂田家屏風展の見所や作業をお知らせしています。 今、こつこつとしているのは屏風の内容に関するキャプションつくりです。 どうしても、これだけの数と大きさとなると目移りしてどこを見てよいのか分...
21/04/2023

【坂田家屏風展の見所 その4】
 4月28日から始まる坂田家屏風展の見所や作業をお知らせしています。
 今、こつこつとしているのは屏風の内容に関するキャプションつくりです。
 どうしても、これだけの数と大きさとなると目移りしてどこを見てよいのか分からなくなってしまいます。
 そこで、ここの屏風では「このところに注目!」という説明を作っています。
 一人で作業をしていたのですが、これだと開式に間に合いそうもないので、強力な相棒さんから助っ人に来てもらっています。
 五泉市出身の江戸後期の日本画家「中野雪江」の好農の農耕図12枚がありました。屏風の下段のため分りづらいのでキャプションを作り注目してもらうことにしました。
 なかなかユーモラスな夫婦農耕の図で、珍しいものです。来られたら、どうぞどの屏風あるか捜して見てください。

【坂田家屏風展の見所 その3】 4月28日から始まる坂田家屏風展の見所をお知らせしています。はっきり言って、私は展示物の説明やガイドがないと背景や歴史が分からず価値を感じないことが多いです。その意味で、いらぬお節介かもしれませんが展示物の見...
15/04/2023

【坂田家屏風展の見所 その3】
 4月28日から始まる坂田家屏風展の見所をお知らせしています。はっきり言って、私は展示物の説明やガイドがないと背景や歴史が分からず価値を感じないことが多いです。その意味で、いらぬお節介かもしれませんが展示物の見所を説明しています。
 二曲半双の屏風に「藤の花」と「梅と木菟」の絵屏風がありました。最初は落款が読めませんでした。絵が稚拙な感じだったことから大したものでないと思っていました。
 ところが、五泉市史で俳諧を調べていたら、「袍儀/ほうぎ」という江戸の俳諧師が五泉に来ていたことが分かりました。
 すごい発見でした。
 いまどき江戸の高名な俳諧師などと言っても、誰も「すごい」などと言う人はいませんが、「守村袍儀」であることが分かりました。五泉市本町1丁目に今もある大豪邸𠮷田家の当主吉田久平(尢儀ゆうぎ)宅に「来遊滞在した」と書かれていました。 
 「袍儀」は、江戸浅草の札差、俳人です。生没が1805(文化2)年-1862(文久2)年です。だから、この時にきっと書かれたものに違いありません。
 このような発見が一番楽しいことです。江戸時代の書画が残っていることが本当に嬉しい事です。どうぞ、ご覧なってみませんか?

【坂田家屏風展のお知らせ その2】    坂田家一般公開が4月28日(金)~30日(日)に開かれ、「屏風展」を実施することはお知らせした通りです。 しかし、今や一般家庭では「屏風」などは縁もなく、どんな役割があったのか知らない人が多くなりま...
10/04/2023

【坂田家屏風展のお知らせ その2】
 坂田家一般公開が4月28日(金)~30日(日)に開かれ、「屏風展」を実施することはお知らせした通りです。
 しかし、今や一般家庭では「屏風」などは縁もなく、どんな役割があったのか知らない人が多くなりました。
 屏風は元々「風を塞ぐ」建具で、部屋の仕切りや部屋の装飾に用いられた調度品でありました。最近は割烹や料理屋のお座敷で見かけるだけとなってしまいました。
 数えか方は独特で3つの呼び方があります。「曲」「隻」「双」などと呼びます。私もにわか勉強でやっと覚えました。
 今回の屏風展の目玉は、何と言っても「八曲一双」の「巻菱湖」の大屏風です。三間の屏風で二枚あります。当日、全部広げられない大きさです。また、「巻菱湖」とは何者?か分からない方もおられると思います。
 江戸時代後期の書家・漢詩人です。特に楷書を得意として、多くの門人がいました。新潟の巻町出身で「幕末の三筆」と言われています。
 素晴らしい書体の漢詩が書かれています。こんな字を書きたいですね。うっとりとして見ています。どうぞお時間がありましたら、ご覧いただきたいと思います。

【坂田家屏風展のお知らせ その1】   いよいよ、坂田家一般公開が4月28日(金)~330日(日)に開かれます。 この度は、特別公開として「屏風展」を実施し、坂田家に保存している屏風15隻(帖)を公開いたします。 また、4月29日(土・祝)...
08/04/2023

【坂田家屏風展のお知らせ その1】
いよいよ、坂田家一般公開が4月28日(金)~330日(日)に開かれます。
 この度は、特別公開として「屏風展」を実施し、坂田家に保存している屏風15隻(帖)を公開いたします。
 また、4月29日(土・祝)には特別講演として新大教授で越佐文人研究会代表の「岡村鉄琴」先生の講演会が開かれます。時間は午後1時30分からで、「屏風資料から窺える坂田家当主の趣味」と題したお話があります。
 岡村先生は、現在新潟日報文化欄で各地の古い看板について紹介の連載をしており、興味を持って読まれている方も多いのでないでしょうか。お時間がありましたらご参加をお願いいたします。
 なおこれから、坂田家の屏風で分かったこと、特筆すべきことについて、少しずつ紹介していきます。

住所

日本新潟県五泉市
Gosen-shi, Niigata
959-1643

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