15/06/2026
嵯峨
ここが定位置だった雷文の緞通は田淵記念館で展示中ですので、十年以上昔に初めて織った一畳敷を掛けてみました。“嵯峨”と呼ばれる古典柄。他に類を見ない独特の文様で、大正時代以後は姿を消すのでごく限られた織元でのみ作られたものと思われます。今見ると粗が目立ちますが、結婚式に間に合うように仕上げてこの上で家族写真を撮ったのはよい思い出
オープンアトリエのお知らせに様々なお問合せをいただきありがとうございます。生憎のお天気のようですが、しっとりと雨に打たれる緑や白く霞む海の景色もまたよいものです。ご来場の皆さまどうぞお気をつけてお越しください。
【赤穂緞通 六月 Open Atelier】
夏至前夜の二日間、赤穂御崎の工房を開けてお待ちしております。普段は予約制ですがこの日は自由にご見学いただけますので、お気軽にお立ち寄りください。初めてのご来訪で住所をご存知ない方はDMでお問合せをお願いします。
1階は機のある製作スペースと緞通展示販売のギャラリー、2階は赤穂緞通以前の様々な緞通を展示します。赤穂緞通創始のきっかけとなった“万暦氈”と呼ばれる異国の絨毯をはじめ、江戸時代の古鍋島緞通、初期堺緞通、産地不明の謎の緞通など。日本で手織り緞通が産業として盛り上がりを見せる以前の、限られた材料と見よう見まねの技法とで精一杯作られた黎明期の緞通類。脚光を浴びることもなく忘れられてきた日本製の手織り絨毯をご覧いただけましたら幸いです。
日時| 2026.6.19-20 11:00-17:00
場所| 兵庫県赤穂市御崎