01/10/2026
familier
2026.07 / Tenjin Fukuoka
Interior design
Photo / Gimmicks Production
「ヨーロッパの街並みをファミリア的に再現する。」
1976年に改装された天神地下街の環境デザインは、19世紀ヨーロッパの街並みをイメージして作られた。天井には唐草模様の鋳物装飾、床面はレンガと白みかげ石を使用し、ステンドグラス、ガス燈風街路灯と鉄製の店名看板が設置されている。
それに呼応するようにファミリアのブランドが持つ、可愛くてPOPで楽しいイメージを掛け合わせて、建築の形を抽象化した什器構成で、ファミリアなりのヨーロッパの街並みを再現した。中央にはコロッセオを思わせる大きな陳列テーブルに鹿児島睦氏による、ファミリアの象徴的なキャラクター「ファミちゃん」をリデザインしたオブジェを演劇の舞台のように見立て、来客者を出迎えるように配置した。
壁面の仕上げは赤、青、黄色、緑といったカラフルな色を使っているが、近くで見ると、鹿児島氏による約5ミリ角のチェック柄のインクジェットプリントで、それが織物のような質感を出していて、空間に温かさを加えている。
サッシュ面の防火ガラスも編み入りクロスワイヤーにして、その柄にマッチするように計画した。
ポストモダン的でPOPで清潔な空間に、楽しい色とりどりのプロダクトが並ぶように空間をデザインした。
内装設計:ima 小林恭+マナ 、藤原倫
アートワーク:鹿児島睦
照明計画:FDS後藤徹
内装施工:株式会社SPACE
#ファミリア